私たちについて
【名前の由来とコンセプト】
the ETHNORTH GALLERY
(ザ・エスノースギャラリー)
世界の手仕事と音楽 ethno エスノ[エスニック料理に表されるように、英語で民族の意味。音楽方面では第三世界を差すことも多い]+north ノースの造語で、「相対的に北に位置する私たちと多種多様な民族とのコラボレーション」の意味。物作りを通して、様々な民族や国の方々との調和の気持ちを込めたものです。
また物作りブラントとしての私たち以外に、ギャラリーショップという概念で、国内を含む多様な民族の手工芸を紹介する店舗を東京の谷中で運営しています。また、その2階はギャラリースペースとなっており、私たちの理念に共鳴する展示会や講演会、暮らしに役立つ様々な教室を催すソーシャル・スペースになっています。
これまでは、ネイチャーブリスとして世界中の音楽を紹介してきた私たちですが、その延長でさらにその背景にある物やこと、文化などを紹介したくザ・エスノース・ギャラリーが出発しました。こうした活動が人々の暮らしを彩り、さらに各国の民間交流を促し、平和をもたらすような輪が広がればこの上ない喜びです。
【扱っている物たち】
世界のどこかで凄い物を作ったり、とんでもない音を鳴らしている名もなき人々。ザ・エスノース・ギャラリー(通称:エスノース)では途上国の物を中心に、今の暮らしで忘れ去られつつある手仕事を紹介し、束の間の癒しになるような愛くるおしいグッズを販売しております。
中国貴州省の辺境に所在する苗族の方々と制作した手織りの草木染めトート、ハンカチ、タオル、刺繍入りのコースター、ろうけつ染めのランチョンマットから、ラオスの小さな家族経営ショップと共同で制作した手織り藍染めエプロンやマドミー(自然染めの絹絣織物)を再利用したバッグ等のオリジナル商品を始めとし、布をレイヤーして縫い付けた靴底がチャーミングな北京の老布靴、台湾南部の職人が作った質実剛健なハサミ、はたまた可愛い多肉植物やアメリカの流木や貝殻など海洋の漂流物まで盛りだくさんです。それらを盛りつけるのが、世界各国の古いテーブルや戸棚、古道具や布たちで、インドの可愛いイスやベンチまで登場。また肩肘張らずに日常生活に取り入れやすいよう、そして作り手さん達とも継続的なお取り引きができるよう、値段もリーズナブルに設定しています。
さらに先に述べた音楽大好き会社ならではの、これまで発売してきた約250作品の中から店舗のコンセプトに合うものを厳選、当店と同名のレーベルも立ち上げ、さらに音楽の旅の探求を深めています。
下に記したキーワードの連鎖をご覧頂ければ、総合的なお店の雰囲気が分かりやすいかもしれません。
【キーワード】
自然、風土、文化、出会い、旅、フォークアート、伝統、職人、日常用品、普遍的デザイン、ビンテージ、経年変化、一点もの、リサイクル、循環、つながり、フェアートレード、エコフレンドリー、オーガニック、健康、そして平和。
【ステートメント】
生活レベルの発展を極端なまでに成し遂げた現代社会。駅前はすべて同じ表情に移り変わり、古き良き職人気質のお店はチェーン店に淘汰され、使い捨てで合理主義な大量生産が主流である。物質的には豊かで何でも入手可能な一方、ストレス社会で心は決して豊かとは言えない現状。 一方で物質的にも貧しくて学校にも行けない人々がいる現実。昔ながらの手法で、自然に近い所でたくましく生きている彼らを目の当たりにすると、どちらが良いとかではなく、もどかしさを感じて止みません。そこで両者を結び付け、途上国にはより良い生活を、発展しきった国には現代社会では見る機会が少なくなった手仕事を見てもらい、束の間の安らぎや自己と社会との関わりを顧みるきっかけを作れればという願いからスタートしました。また、それは廃れていく昔ながらの伝統技術の紹介でもあります。 蛇足ながら谷中という土地を選んだのも、まだまだそういった「古き良き」の面影が残る場所であるからです。
【運営会社】
株式会社ネイチャーブリス
the ETHNORTH GALLERY事業部
〒110-0001 東京都台東区谷中3-13-6
東京都公安委員会許可 第306611407924号